クラウン マジェスタ S180

クラウン マジェスタ S180

(前期型)2004年(H16)7月~

クラウンの上級モデルとして位置するプレステージセダン、クラウンマジェスタ。 4代目となるこのモデルは、「ダイナミック&マジェスティックセダン」のキャッチフレーズの元に新プラットフォームで製作された。「ZERO CROWN」としてモデルチェンジをしたクラウン同様に、従来より大幅にデザインが変更されたが、縦型テールランプは継承された。

先代まではフロントをはじめ、王冠を模した「クラウンエンブレム」を使用していたが、この代より「トヨタエンブレム」に変わり、エレクトロマルチビジョンの車名ロゴも“MAJESTA”のみとなった。目標月間販売台数は1,000台。

クラウンよりオーバーハングをフロント+30mm・リア+80mm、また旧モデルよりホイールベースを+50mmをそのまま全長とした。 ターゲット年齢層を下げるため、ツートンカラーの設定がなくなり、スポーティーさを強調した単色のみの設定となっている(ベースカラーはホワイト・ホワイトシルバー系)。

搭載されるエンジンは、直列6気筒3,000cc搭載グレードがなくなり、セルシオやソアラなどと共通の3UZ-FE型V型8気筒DOHC4,292ccのみとなった。トランスミッションは、6速シーケンシャルシフトマチック(スーパーインテリジェント6速オートマチック<6 Super ECT>)のみである。 駆動方式はFRを基本に、通常走行時は前輪30/後輪70の割合で駆動力を配分するフルタイム4WD、i-Fourシステムが用意される。

グレードは、標準の「A」、
リア分割式リクライニングシート、リアオートエアコン、プラズマクラスターを装備した「C」
4WDの「C i-Four」の3タイプをラインナップ。

国土交通省の低排出ガス車認定制度における「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」をクリアする。車両安定性制御システムVSCを、ABS・TRC・電動パワーステアリングなどのシステムと統合させることで、さらに進化させたVDIMを世界初採用(FR車)。従来システムが車両限界を超えてから制御を開始するのに対し、VDIMは、車両限界前からブレーキ・エンジン・ステアリングを統合制御させることで、高い予防安全性と理想的な車両運動性能を実現した。その他、白(黄)線をCMOSカメラで認識し、レーンに沿った走行をしやすいようにドライバーのステアリング操作を支援するレーンキーピングアシストや、プリクラッシュセーフティ、近赤外線を使い、夜間走行時の視覚をサポートするナイトビューなど最先端技術の積極的採用をする。また、内装には天然木、特殊な防音材を使用し、高級感を図っている。

|グレード

  • Aタイプ(新車価格567万円)
  • Cタイプ(新車価格609万円)

マイナーチェンジ(後期型) 2006年(H18) 7月~

クラウン S180後期型

2代目からの伝統である、縦桟フロントグリルに横桟から変更された。
同時にナビはHDDタイプに変更されている。
セルシオが2006年6月で生産終了され、同年9月19日よりレクサスに移行し「レクサス・LS」として発売されたため、TOYOTAブランドとしてショーファードリブンカーであるセンチュリーを除いて市販車では最上級車種となった。

また、Cタイプ、Cタイプi-Fourに専用プレミアムレザーシート表皮や、インダッシュ6連奏DVD/CDチェンジャーなどを標準装備した「Fパッケージ」を新設定した。

マイナーチェンジに伴い、トヨタモデリスタインターナショナルより「クラウンマジェスタ・スーパーチャージャー」が発売されている。340馬力に向上したエンジン出力、エアサスペンション、強化AT、マフラー、スタビライザーなども専用に設計された仕様になっている。エンブレムも専用のものが付属。なお、ベース車両を2WDの全グレードから選択できるが、それぞれの車両価格に約200万円の増となる。また、持ち込み車検となるほか、税金の減免処置も受けられない。