CROWN GRS200

クラウン GRS200

(前期型)2008年(H20)2月~

半世紀以上にわたり日本の高級車をリードする、13代目となるクラウン(CROWN)。「ロイヤル」シリーズ、「アスリート」シリーズ、新設定「クラウンハイブリッド」をラインナップ。

月間販売目標は3シリーズ合わせて5500台で、うち800台はハイブリッドである。従来の「ロイヤルシリーズ」は「ロイヤルサルーンシリーズ」となった。これは廉価グレードであった「ロイヤルエクストラ」が廃止されたためである。

型式番号はS19♯がレクサス・GSであるためS20#型となる。

外観は先代の18#型のイメージを踏襲しつつ、よりシャープにさせた曲線的なデザインとなった。リヤのエンブレムの配置も変更され、6代目から12代目までは右側にCROWN、左側にグレード名だったが、13代目から右側にグレード名、左側にCROWNという配置となった。ディスチャージランプはプロジェクター化される。リヤはバンパー・マフラーが一体化した構造を採用。ハイブリッドモデルには、世界初となる全面液晶パネルを使用したグラスコックピットメーターの「ファイングラフィックメーター」が搭載された。

全車に高い車両安定性と予防安全性能を確保する「VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)」を採用。

ドライバーの眼の開閉状態検知により一層の衝突被害低減を目指した、世界初のドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)」を設定。

さらに、カーナビゲーションとの連動により高度な運転支援を実現するなど、世界トップレベルの性能を備えている。

V6・3.5L、3.0L、2.5Lエンジンと、駆動力統合制御システム(DRAMS)を備えた6速Super ECTを組み合わせる。

バリエーションは、2.5L/3L「ロイヤルサルーン」、3L「ロイヤルサルーンG」、4WDモデルは2.5L/3L「ロイヤルサルーンi-Four」。ロイヤルサルーンGには、オットマン機能付シート(助手席・可倒式ヘッドレスト)装備の「オットマンパッケージ」、2.5L車は、各種高機能をもった8型ワイドタッチディスプレイHDDナビの「ナビパッケージ」を選択可能。アスリートシリーズは、2.5L/3.5L「アスリート」、4WDモデルは2.5L「アスリートi-Four」。本革シート表皮、リヤパワーシート&リヤサンシェード、レーンキーピングアシスト(LKA)などを装備する最上級「Gパッケージ」を選択可能とする。

|グレード

  • ロイヤルサルーン(2.5L)(新車価格426万円)
  • ロイヤルサルーン(3.0L)(新車価格458万円)
  • ロイヤルサルーンG(新車価格528万円)
  • ロイヤルサルーンG オットマンパッケージ(新車価格535万円)
  • 2.5アスリート(新車価格432万円)
  • 3.5アスリート(新車価格487万円)
  • 3.5アスリートGパッケージ(新車価格567万円)

マイナーチェンジ(後期型) 2010年(H22) 2月8日~

クラウン GRS200後期型

内外装の意匠変更と同時に「ロイヤルサルーンシリーズ」・「アスリートシリーズ」の2.5L・2WD車の燃費を向上させ、「平成22年度燃費基準+15%」を達成した。
そして新たに「環境対応車 普及促進税制」に適合し、2.5L車はレギュラーガソリン指定となり、出力・トルクともにスペック値が抑えられた。

「ロイヤルサルーン/ロイヤルサルーン i-Four」、「アスリート/アスリート i-Four」にはステアリング素材の変更、チルト&テレスコピックステアリングやシート調整を電動から手動へなどとした廉価モデル「スペシャル パッケージ」とHDDナビを標準装備した「スペシャルナビ パッケージ」を追加。
これと同時に、トヨタモデリスタインターナショナルのカスタマイズによるコンプリートカー「クラウン アスリート +Mスーパーチャージャー」(ベースは3.5アスリートおよび同Gパッケージ)を発売。

ハイブリッドは法人需要を考慮してベースをアスリートからロイヤルサルーンに変更[22]し、「スタンダードエディション」を廃止。替わりにVGRS(ギア比可変システム)、雨滴感応式オートワイパー、ファイングラフィックメーター、排出ガス検知式内外気自動切替システムなどを装備した「Lパッケージ」、プリクラッシュセーフティシステム、運転席パワーイージーアクセスシステム、レーダークルーズコントロール、本革シートなどを装備した「Gパッケージ」を追加し、3グレードに再編。標準グレードはファイングラフィックメーターの代わりに、他の2シリーズに搭載されているオプティトロンメーターを改良したものに変更された。

また、全車でフロントバンパー・グリル・フォグランプ、リアコンビネーションランプ、ルーフアンテナなどのデザインを変更。アスリートはアルミホイールのデザインも変更した。 インテリアは、木目調パネルの模様や、インパネ下部の色調を変更したほか、ステアリングスイッチやシフトレバー周辺にシルバー加飾を施した。加えて、HDDナビゲーションシステムに、目的地の目の前まで案内する機能や、有効期限の近づいたETCカードを挿入すると音声案内する機能などを搭載し、利便性を向上させている。